An occasionally irregular blog about orthodontics

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AcceleDentは歯の移動を50%も早くできる?

AcceleDentは歯の移動を50%も早くできる?

By on April 6, 2017 in Japanese with 0 Comments

AcceleDentは歯の移動を50%も早くできる? 先日私はAJO-DOのオンライン版を見ていました。 そこにはAcceledentの新しい臨床的エビデンスに注意を引くポップアップがありました。 私はこれをもう一度見なければならないと思いました…。 これはAcceledentのページへのリンクです。 AcceleDentをサポートする3つのRCT(ランダム化比較試験)について特に言及しているのを見ることができます。 私はこれらのトライアルを見ることに決めました。 私はこれまでにこのうち2つについてレビューしています。 ひとつは、AcceleDentの援助によってAcceleDentのコンサルタントが実施した調査で、Seminars in Orthodonticsに発表されました。 私はそのレビューの中で、私の意見ではありますが、この研究に著しい欠陥があり、なぜこのジャーナル編集者がこの論文を発表することに同意したのかいまだに理解できないと指摘しました。もう一つの論文は痛みについて調べていました。 ここでも、この研究にはプラセボが含まれていないため、これに大きな欠陥があると感じました。 私はMilesとWoodhouseによって行われたもう一つの研究についてもブログに投稿しました。 これらはAcceleDentの影響を示さなかったはるかに優れた研究でした。 しかし、AcceleDentとその主要なオピニオンリーダーは、それらを引用するように見えません。 彼らの研究に言及した論文がAngle Orthodontistに掲載されたらしいのですが、私は昨年それを見逃していました。     Chidchanok Leethanakulら Angle Orthodontist:2016年1月、86巻、1号、74~80頁に記載されている。 彼らは、振動力を加えた後の歯肉溝滲出液中の前炎症性分子のレベルを調べるためにこの研究を行った。 彼らは何をしたか? 彼らは口腔内を2分割するランダム化試験を行った。そのPICOは、 P(参加者):矯正治療で犬歯のリトラクションを行っている19〜25歳の15人の患者(11人の女性、4人の男性)。 術者は、パワーアームとエラスティクスを使用して犬歯を移動させた。 I(介入):右側犬歯か左側犬歯かを選んで電動歯ブラシ(AcceleDentではない)から振動刺激を与えた。 C(比較):口腔内を左右で分割。電動歯ブラシによる振動か非介入か。 O(アウトカム):歯の動き。 右側犬歯か左側犬歯かが術者によって選択されたということを除けば、ランダム化の方法に関する情報は得られませんでした。 また、割り付けの秘匿(allocation concealment)やサンプルサイズの計算に関する情報も提供していません。 これらはトライアルの報告における根本的な問題です。 彼らの測定方法についても、明らかではありませんでした。 彼らは、測定の正確さが0.01mmであると述べましたが、どのように計算したのかわかりませんでした。 彼らは何を見つけましたか? 私は歯の動きのデータだけを見てみました。 95%信頼区間(95%CI)を一緒に表にしたので見てください。 Tooth movement   TOOTH MOVEMENT DIFFERENCE Control 1.77 (95% CI 1.71-1.8) 1.15 (95% CI […]

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矯正早期治療はエビデンスベースドか? 「藁に落とした針を探し出せ」? システマティックレビュー

矯正早期治療はエビデンスベースドか? 「藁に落とした針を探し出せ」? システマティックレビュー

By on March 19, 2017 in Japanese with 0 Comments

  矯正早期治療はエビデンスベースドか? 「藁に落とした針を探し出せ」? システマティックレビュー 矯正学でも最も論争となる領域の一つに矯正治療タイミングがある。多くの矯正医が「早期治療あるいは抑制矯正」を自分の臨床の中で紹介し始めている。しかしそれはエビデンスに基づいているだろうか?このシステマティックレビューは私たちに早期矯正治療についての良い情報を提供してくれる。

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Ⅲ級不正咬合の早期フェイスマスク治療について、システマティックレビューが役立つ情報をもたらす。

Ⅲ級不正咬合の早期フェイスマスク治療について、システマティックレビューが役立つ情報をもたらす。

By on January 16, 2017 in Japanese with 0 Comments

Ⅲ級不正咬合の早期フェイスマスク治療について、システマティックレビューが役立つ情報をもたらす。   不正咬合の進行を妨げることは臨床矯正において最も興味深いことの一つです。この投稿では早期のフェイスマスク治療のⅢ級不正咬合に対する効果に注目したシステマティックレビューについて、私なりの解釈を述べます。この研究は我々の患者を救うかもしれない有用な情報を提供するのではないかと感じています。   2か月前、私は早期のⅢ級プロトラクションヘッドギアについての大変良いトライアルに光を当てました。それは早期治療が外科矯正の必要度を減らすことを示していました。これは非常に役立つ知見できっと私を早期治療に向かわせるだろうと感じました。しかし、私たちはたった一つの研究に基づいて治療のフィロソフィーを決めてはいけません。そしてこのことがこのシステマティックレビューが非常にタイムリーである理由です。   Ⅲ級不正咬合の早期治療:システマティックレビューとメタアナリシス Early orthodontic treatment for Class III malocclusion: A systematic review and meta-analysis See Choong Woon and Badri Thiruvenkatachari Am J Orthod Dentofacial Orthop 2017; 151:28-52 DOI: http://dx.doi.org/10.1016/j.ajodo.2016.07.017 この論文の著者らはイングランド北部マンチェスター在住   彼らのイントロダクションの中で、リバプールのチームが2013年にⅢ級早期治療についてのコクランレビューを発表していることを指摘している。しかしそこではトライアルをたくさんは見つけることができず、さらなる研究が必要であると結論付けていた。今回の新しい論文はこのレビューをアップデートしたものといえる。   今回の研究の目的は:   「Ⅲ級不正咬合の早期治療に用いられる矯正治療方法の効果について評価すること」   彼らは何をしたか?   これはコクランレビューではないが、彼らは厳格にコクランの手法を踏襲した。 そのPICOは:   P(参加者):7~12歳のⅢ級不正咬合の子ども I(介入方法):固定式あるいは可撤式の装置による矯正治療 C(比較対象):非治療者/治療を遅らせて行った O(アウトカム):前歯部反対咬合の改善   私がとてもうれしかったことは、私がいつも不要だと考えているセファロデータの泥沼に彼らがはまらなかったことだ。   彼らは検索に際して、ランダム化比較試験(RCT)と前向き比較臨床試験(CCT)に限定してプロジェクトを電子検索にかけた。   […]

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夢と希望について語る新年の矯正歯科ブログ。。。

夢と希望について語る新年の矯正歯科ブログ。。。

By on January 5, 2017 in Japanese with 0 Comments

夢と希望について語る新年の矯正歯科ブログ。。。   ちょうど3年前に、退屈しのぎに矯正歯科ブログを書こうと決めました。それがいま、私の仕事でも重要な一部となり、そのために相当な時間を費やさねばならないようになりました。今回の投稿はこれからの1年に向けてこの矯正歯科ブログでやりたいと思っていることについて書きます。

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